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あなたは大丈夫??金融リテラシーの低い日本

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先進国の中でも日本は金融リテラシー、

つまりお金に対する理解や分析が足りず、

更にお金を儲けること、稼ぐことに対して、

悪いイメージを多く持っています。

 

お金は生活に必要なものであるだけでなく、

高い収入を得て多額の税金を納めることは、

社会に大きく貢献することにもなります。

 

それにも関わらず、日本はなぜ「金儲け=悪」という

イメージを持ってしまうのか。

 

日本人のお金に対するイメージをお話していきます。




1 日本人は「投資」より「貯金」する


日本人で「投資」に詳しいという人はごく一部かと思います。

「投資」より「貯金」することが好きなことは、

日本銀行調査統計局が発表している資料、

日本、アメリカ、ユーロ圏の金融資産構成表にも載っています。




この統計から分かるように、

日本は圧倒的に貯金の割合が高く、

株式や投資信託など投資の割合が、

ユーロ圏と比べて2倍以上、アメリカと比べて3倍以上の違いがあります。


では、なぜ日本では「投資」より「貯金」する人が多いのでしょうか?

 

1-1 日本=農耕民族




元々、日本では江戸から明治にかけて、
士農工商という身分制度があり、その割合として、

士(武士):7.71%
農(農民、百姓):86.45%
工(職人):1.56%
商(商人):2.96%
その他:1.32%

と農民、百姓の割合が多く、
コツコツ積み上げていくことが美徳とされています。

また、江戸時代では飢饉や災害により、
極端な食料不足になったことから、備蓄する習慣ができました

だから、万が一に備えて、
「貯金」することや保険加入、年金などに資産が集中しています。

 

1-2 バブルが崩壊する前は「投資」をする必要がなかった




バブル前までの日本は「投資」する必要がなく、
「貯金」していれば十分でした。

当時の日本では、、、

・終身雇用が当たり前
・一生懸命勉強していい大学に入り、大企業に入れば人生安泰。
・雇用は約束されているし、給料も右肩上がり。
・マジメに働いて、奥さんを見つけて結婚して、車を買って、庭付きのマイホームを持つ。
・子供を育て上げた後も、定年を迎えればしっかりと退職金も出るし、年金までもが支給される。

こういう時代だったので、周りの人から「投資」を教わることや
「投資」する必要性が無かったと考えられます。

 

1-3 そもそも「投資」という発想がない



日本人には「投資」という発想がほとんどありません。

お金を増やす方法は、

・仕事
・貯金
・副業

だけです。

死ぬ気で残業をしてお金を稼ぐか、
節約をしてコツコツとお金を貯めるか、
仕事をかけもちして収入を増やすか、

この3つの選択肢しかないです。

というより、それ以外の方法を教えてもらったり、
周りでやっている人がいないというのも原因です。

 

1-4 「投資=危険」というイメージがある



「投資」のイメージとして、

・ギャンブル性が強い
・大損することがある
・負ければ人生が終わる

というネガティブイメージが多いです。

ニュースやネットで、「株価暴落で500万円の損失」とか
「FXで1000万円損をした」とかが流れるのもネガティブになる原因です。

特に最近では、仮想通貨がブームとなり、
ビットコインが一時200万円から100万円に下がったり、
様々なコインを使ったネット詐欺でお金を失ったりと、
より一層、「投資」に対するイメージが悪くなっていく一方です。

確かに、資金管理が出来ないとギャンブルになりますし、
時には大損することもあり、人生に影響を与えることもあります。

ただ、それは全て「投資」のやり方、本質を理解していないだけです。

何も知らない状態で、練習もしない状態では、
いきなり本番でいい結果を残せるわけではないです。

部活や勉強でもそうですが、繰り返し練習することにより、
身に付き、本番でもいい結果を残せます。

 

1-5 リスクを取って、行動ができない上に、責任を取れない



たとえ話でこんなものがあります。

世界各国の人が乗っている豪華客船があります。残念なことに、座礁してしまい船が沈没しかかっています。
しかし、救命ボートの数は全然足りていません。船長がお客を海に飛び込ませるために言った言葉とは何でしょう。

・アメリカ人・・・「飛び込めばヒーローになれますよ」
・イギリス人・・・「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」
・イタリア人・・・「海で美女が泳いでいますよ」
・ドイツ人・・・「規則ですので海に飛び込んでください」
・日本人・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ」


ただのジョークですが、国民性を端的に表していると思います。

日本人が「投資」に対して消極的になる理由として、
自分自身で考え、リスクを取って行動し、結果に対しても責任を取るという行動が苦手だということが考えられます。

日本人は誰かに言われたことや皆がやっていることに、
取り組むというのが得意な国民性です。

日本では昔から、
周囲と協調し、権力者の言うことを聞いて、
社会的な秩序を遵守しなければ生きてこれませんでした。

武士の時代においても同様で「滅私奉公」といった言葉に表されるように、
主君のために尽くすのが美しいとされ、
個人に裁量が与えられるような時代ではなかったと考えられます。


2 金融リテラシーの低い日本

2-1 学校ではお金の勉強を習えない



そもそも、義務教育や高校、専門学校、大学と学ぶ機会がありません。
かと言って、親や周りの人間、日常生活からお金の知識を学べるわけでも無いです。

親から学べることと言えば、
貯金、保険、年金など今後に備えたことしか分からず、
具体的な運用や増やし方は分かるわけではないです。

特に、社会人になって初めてお金に興味を持つようになるも、
お金をどうしたら良いのかわからず、一方では貯蓄に励み、一方では散財します。

また、周りの大人からは「コツコツと真面目に働くのが一番」と言われます。

ただ、現在ではそういうわけにはいきません。
これからの時代では、お金の知識は今まで以上に必要となります。

 

2-2 メディアによる情報操作



「金儲け=悪」というイメージはメディアによる情報操作も原因の1つです。

例えば、脱税やオレオレ詐欺、政治家の裏金など
結局悪いことをしなければ、大金は稼げないと考えさせられるような
内容しか流さないので、そう思ってしまっても仕方ない部分があります。

だから、一発逆転の宝くじやギャンブルに縋るようになってしまっています。

しかし、現在では政府も投資や資産形成を推奨していて、
「貯蓄から資産形成へ」というスローガンを掲げています。
NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)などは
低リスクな投資の一例で、初めて行うにはおすすめです。 

 

2-3 「投資=ギャンブル」というイメージがある



以前の記事で投資はギャンブルではないとお話しました。
実際に投資としての種類も多く、日本人が好む銀行預金や年金なども
投資の一部になります。

ただ、それ以外の株式やFX、バイナリーオプションなどの有名な投資は
ギャンブルだと誤解され、稼げないものだと思っている人も多いです。

だから、「貯金」は良くて、「投資」は悪いという考え方があります。

そういう割には、宝くじなどは普通に買う人は多いです。
宝くじというギャンブルはするのに、
投資というお金を増やす正当な方法はしない。
言っていることとやっていることは非常に矛盾しています。

 

2-4 お金の話がタブー




そもそもお金に関することを考えたり、

話題にすること自体がタブーであるといった風潮が浸透しています。

・儲けることは悪いことだ
・お金は悪いもので汚いものだ
・お金持ちは品性がなく卑しい人間だ


といった考えを持った人が日本では普通にいます。

これは海外から見れば異常な状況であり、
特に友人や知人と話すときに関してもお金に関する話題は、
政治の話題以上にタブーになっているのが現状です。


3 まとめ


日本人のお金に対するイメージ、
金融リテラシーについてお話をしました。

そもそも教育やメディア等で、
学ぶ機会が無いのは仕方がないですし、
今知らなくても恥ずかしいことではないです。

ただ、これからも知らないことの方が、
よっぽど恥ずかしいです。

また現状では、結果として、日本では「投資」は危険なもの、
ギャンブルというイメージが先行しがちです。

実際、「投資」は危険な部分はあるのですが、
すべての投資がそうではありませんし、
適切な知識を学び、練習することによってお金は増えます。

まずは、少しずつ知識を本やネットから取り入れていき、
どういうふうに資産を増やすのか、そして守るのかを
常に考え続けることが大切です。

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